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「秋にドラマ初主演。シンデレラガールの真摯な横顔」清原果耶

キャスティングディレクター杉山麻衣さんが、いまイチオシの俳優をプロファイル。
新しい才能をいち早くキャッチ!

2018.0615

オーディションを勝ち抜き、女優の道を突き進む清原果耶。7月放映のNHK『透明なゆりかご』ではドラマ初主演。産婦人科の看護師見習アオイを演じる。

「プレッシャーや不安はとても大きいです。やっぱり命を扱う題材の作品ということもありますし、生半可な気持ちではやりたくないと思ったので、たくさん思い悩みながら現場を過ごせればと思います」。キュートなシンデレラガールというイメージに反して、慎重な言葉からは、役に繊細に取り組む女優の横顔がくっきりと見える。

仕事の先生は、現場で会う先輩たち。「いくつになってもいただいた役を楽しみながら丁寧に演じられる女優さんになりたいです。ご一緒する先輩方のお芝居を間近で感じたりすることで勉強させていただくことが多いです」。

休みの日は一日中自宅で音楽を聴く。「その日の気分によって曲や、アーティストさんを決めて、飽きずにずっと聴いています」。

清原果耶 Kaya Kiyohara Profile:2002年大阪府生まれ。アミューズオーディションフェス2014グランプリ。モデルとして活躍しながら、NHK連続テレビ小説『あさが来た』、映画『ちはやふるー結びー』に出演、NHKドラマ『透明なゆりかご』(2018年7月放映)ではヒロインを演じる。


キャスティングディレクター杉山麻衣のコメント

昨年、ある映画のオーディションで、多くの10代の女優さんとお会いしたのですが、その中に清原さんがいました。抜粋した台本の1シーンという、限られた情報の中から、人物像やその背景、設定を捕らえ、表現する力がずば抜けていて、見る人の感情に押し付けるわけではなく、そっと触れるような繊細なお芝居に、私は心を掴まれ、自然と涙が流れていました。しかし、質疑応答での素の彼女は、親しみやすく、可愛らしく、礼儀正しく、誰もが好きになってしまうこと間違いなしの女の子で、これから幅広い世代に好かれる女優さんになっていくのではないかなと思います。

 

杉山麻衣 Profile:愛知県出身。主に映画や舞台のキャスティグを担当。最新作:舞台『七つの大罪 The STAGE』(8/3~東京・大阪で上演)、映画『デイアンドナイト』(2019年公開)

「映画も舞台ももっと出演したいし、自分の舞台も年に1本くらいのペースでやりたい。映画も撮りたい……野望は色々ありますが、いずれは皆さんから頂いた恩をきちんと返せるような人間になりたいです」―名村 辰

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今一番やりたいのは、映画。「感情の揺れを逃さず切り取れるフレーム作りに全員が力を寄せる作業の緻密さも好きで、すごく生き甲斐を感じます」―森田想

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「お芝居をすることへの楽しさ、難しさというものを想像以上に味わって、次の作品、次の役柄と考える追求心や欲求がどんどん大きくなっています」。―木戸 大聖

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「いつでも自身をニュートラルに戻す術を持っておこうと思います。俳優って、出会いの職業だから」。―橋本 淳

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「これからも、好奇心と手作業を大事にしていきたい」―伊藤万理華

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