「心に響かせる芝居ができる人 になりたい」小野寺晃良
キャスティングディレクター杉山麻衣さんが、いまイチオシの俳優をプロファイル。
新しい才能をいち早くキャッチ!
2018.12.15
モデルとしても活躍する19歳。個性的な着こなしがツイッターで支持を集める。「ファッションは興味あります!自分の服は基本的にミニマルなデザインが多いから、遊びの要素が強めの服を着られる撮影はとても好きです」。
TVドラマ『臨床犯罪学者火村英生の推理』のミステリアスな少年から、W主演を務めた映画『ひだまりが聴こえる』での、難聴の友人を支える大学生まで、演じる役の振り幅は大きい。「自分自身、二面性がある性格なので、クールな役、優しい役、どっちもとても好きです。どんな役でも演じられる、心に響かせる芝居ができる人になりたいです」。
役者になって3年。初々しさが魅力だが、気持ちの上で、なにか変化は?「服装や、外見は気にしちゃうかも知れません。意識しすぎないことを意識しているので、あまり変わったことはしないようにしています。生粋のインドア派(笑)なので、休日は映画を見たり、アニメを見たり、本を読んだりしています」。
小野寺晃良 Akira Onodera Profile :1999年神奈川県出身。2016年、ドラマ『臨床犯罪学者火村英生の推理』でデビュー。映画、テレビドラマ、CMでも活躍するほか、雑誌『JUNON』でエッセイを連載。特技はスキー、スノボ、卓球、水泳。ウィークリーデジタル写真集『週刊★小野寺晃良』が好評リリース中。公式 Twitter @weekly_akira
キャスティングディレクター杉山麻衣のコメント
小野寺くんのポイントは、まずビジュアル!今、人気の俳優を1人にまとめることができたら、こうなるのでは?と思うくらい、色んな方のいいとこ取りな、今っぽさを感じます。さらに、19歳にして醸し出している色気に末恐ろしさを感じました。俳優はお芝居が上手いことはもちろんですが、どこかに色気を感じられるかどうかは大事なポイントの一つだと私は思っています。これから様々な作品でお芝居を観られる機会が増えると思いますが、影のあるキャラクターが似合う方だと思うので、そこを突き詰めて、「この世代は小野寺くん」と言われるような存在になって欲しいです。
杉山麻衣 Profile:愛知県出身。主に映画や舞台のキャスティングを担当。 最新作:映画『デイアンドナイト』(2019年1月26日より全国公開)