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「いつでも自身をニュートラルに戻す術を持っておこうと思います。俳優って、出会いの職業だから」。―橋本 淳

キャスティングディレクター杉山麻衣さんが、いまイチオシの俳優をプロファイル。新しい才能をいち早くキャッチ!

2022.9.15

映画『月極オトコトモダチ』(2018)では、レンタル友達を仕事にする草太を演じ、舞台では、白井晃、福原充則など個性派の演出家作品への出演が続く橋本淳。目立つ存在じゃないのに、気づくと目が離せなくなる。秘訣は何?
「”作品を利用しない”ことでしょうか。作品に爪痕を残そうとか、印象を残そうとかしたくない。大切にしているのは”僕と相手の間にあるモノ”。関係性の中にこそ人間ドラマがあると思っています」。
往年の時代劇俳優にも興味がある。「市川雷蔵さん、片岡千恵蔵さん、阪東妻三郎さん。あの色気や佇まい、どこかで盗めないかと何度も見返していた時期もありました」(笑)。
オファーされる役を通じて、『自分はいまこういう風に見られているのか』と客観的に自分を見つめ直す瞬間が好き。
「そのために、いつでも自身をニュートラルに戻す術を持っておこうと思います。俳優って、出会いの職業だから」。

 

橋本 淳 Profile
1987年東京都生まれ、特技は殺陣・サッカー・水泳・阿波踊り。2004年にドラマ「WATER BOYS2」でデビュー。映画、ドラマ、舞台に活躍の場を広げる。

 


 

キャスティングディレクター 杉山麻衣のコメント

ブレイクの可能性やタイミングは年々、広がってきています。橋本さんは現在35歳。30代に突入すると、生き様というようなものが徐々に表情や表現に出てくると思うのですが、それらと積み重ねてきた確かなものが混じり合って、舞台「もはやしずか」など近年の出演作からはブレイクの香りが立ち上ってきているのを感じます。中でも笑顔の表現が豊富かつ絶妙。微笑みひとつで沢山の感情や想像を浮かび上がらせてくれる俳優さんです。

Profile
最新のキャスティング作は、映画『LOVE LIFE』(深田晃司監督)が9月9日から全国ロードショー。映画『ヴィレッジ』(藤井道人監督)が2023年公開予定。

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