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美術作家と生物学者が出会い、「滞留」をポジティブに表現する
2021年からの3年間、科学者と美術作家の交流を促すプログラム「ファンダメンタルズ プログラム」に参加した際に出会ったアーティストの木村亜津と前川紘士、生物学者の冨田秀一郎による自主企画展。
植物や自然物をモチーフとして制作する木村、近年では触ることができる作品を発表する前川。タイトルの「滞留」は、3者がやり取りの中で導き出したテーマ。「とどまる」という言葉は、一見ネガティブなようだが、通常のスピードでは流れ過ぎて行ってしまうものを一時的に留め、留まったもの同士の邂逅や新たな相互作用を生みだす可能性を感じさせる状態でもある。流れから距離を置き、新たな想像や実践を育む機会を観客と共有したい。
■『滞留 STAGNATE』展 2024.8.24~9.15
●展覧会の内容等は予告なく変更することがあります。その他Gallery PARCでの展覧会スケジュールはwebにてご確認ください。
Gallery PARC
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