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世界が注目する才能、甲斐さやか監督 新作『徒花』で生命観を問う

短編『オンディーヌの呪い』は山形国際ムービーフェスティバル準グランプリ、長編デビュー作『赤い雪』は、ロサンゼルス日本映画祭2019最優秀作品賞と最優秀女優賞ほか数多くの賞に輝き、日本映画の将来を担う新人監督と期待されている。

 

極限の愛憎を描く『オンディーヌの呪い』の導入には能楽を引用し、猟奇的な殺人がテーマの『赤い雪』では、朱漆の赤をフィーチャーするなど、心理描写に日本美のビジュアルを用いる手法には強烈なインパクトがある。制作中の新作『徒花(あだばな)』は、人間の生命操作技術に、クローン種の徒花(実を結ばずに散る花)であるソメイヨシノのイメージを重ねる。豪華キャストが予定される長編2作目に注目したい。

 

『徒花』撮影中の甲斐さやか監督

 


 

Profile 東京都出身。

女子美術大学在学中、共同監督の『BORDER LINE』(2000)、『pellet』(2001) がロッテルダム国際映画祭などに選出される。

脚本・監督作『オンディーヌの呪い』(2014)がSKIPシティ国際Dシネマ映画祭「奨励賞」。

小説家としても活動し、舞台『聖なる怪物』(2023)の脚本・演出も手がけた。

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