パリ・オペラ座オープニングガラで、日本人で初めて演奏した作曲家・ピアニストの中野公揮が、ヨーロッパ各地でショウケース上演
2022.9.15
新アルバム「Oceanic Feeling」を発表後、ヨーロッパ各地でショウケースを上演した、中野公揮。
「パリのパレ・ド・トーキョーでは、ダンサーに客席に座ってもらいハプニング的に踊ってもらいました。ダンサーが立ち上がり踊り出すたびに客席から波が起こるように感じ、会場全体が一体となりました。パンデミックを経て、様々な人々と同じ場所で同じ時間を共有できることの尊さを改めて感じていたなか、三都市でのショウケースは、そのような喜びに溢れたものになりました。パフォーマンスを通してコラボレーター、オーディエンスとの一体感、高揚感が自然に感じられたことが嬉しいです」。観客とのインタラクションが中野の音楽の身体性を、さらに大きくスケールアップさせた。
●ビデオクリップ視聴はyoutubeで
©Chris Saunders
©Nino V. Valpiani
2022年、パレ・ド・トーキョー(上)、ベルリン(下)でのショウケース。ダンサーは、マリオン・モタン、ニコラ・ウシャー、ムハッド・ブヤドが参加。
中野公揮・今後のコンサート予定
2022年9月21日Reeperbahn Festival(ドイツ)
2023年1月27、 28日 Maison de Culture du Japon Paris(フランス)
中野 公揮 Profile
東京藝術大学の作曲科に学ぶ。2015年からパリに拠点を移しフランスのレーベルNø Førmat!と契約。2016年スティングなどとの仕事で知られるチェリスト、ヴァンサン・セガールとの作品『Lift』を、2020年に初のピアノ・ソロ・アルバム『Pre-Choreographed』をリリース。2021年にパリ・オペラ座でダミアン・ジャレ振付『Brise-lames』の音楽を手がける。2022年5月に2枚目となるピアノ・ソロ・アルバム『Oceanic Feeling』をリリースした。
「Oceanic Feeling」
https://idol.lnk.to/OceanicFeeling